確かにややこしい!?スマートメーターとHEMSの違い

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確かにややこしい!?スマートメーターとHEMSの違い

2016年11月8日|HEMS一覧に戻る

ちょっとややこしい、スマートメーターとHEMSの違い

2016年4月に開始された電力の完全自由化に伴って、
電力関連機器に関する興味・関心が高まっているようです。

今回は、中でも混乱されている方が多い
「スマイルエナジー」と「HEMS」の違いについて取り上げてみようと思います。


スマートメーターとは?

スマートメーターは「通信機能の付いた電力メーター」のことであり、
電力メーターとは「使用した電力量を計測する機器」のことです。

スマートメーターの大きな役割は、電力使用量を測定して外部へと伝えるということです。

これまでの電力メーターは、極めてアナログな方法でその計測データを電力会社に伝えていました。
検針員が毎月一軒一軒を訪れて、メーターをチェックしていたのです。

これに代わって誕生したのが「スマートメーター」です。
スマートメーターには通信機能があります。

そのため、わざわざ検針員が使用量をチェックしにくる必要はなく、
使用電力量のデータは自動的に電力会社へ送ることができます。
更に、これまでは月に一回のチェックだったのに対し、スマートメーターでは30分刻みで情報が送られるようになりました。

つまりスマートメーターは家中の電力使用量を細かく測定できる力と、
その結果を外部へ伝える力を持っているのです。

なお、スマートメーターは国の方針により2020年には全ての家庭に設置されている状態を目指していますが、
電力自由化により新電力会社に乗り換える場合は優先して旧電力メーターからスマートメーターへ切り替わります。
スマートメーターへの切り替えは国の方針でもありますので、無料で行われます。


HEMSとは?

一方HEMSも、家中の電力使用状況を管理する力があります。
ただし、スマートメーターのようにただ電力の使用量を把握するものでもなければ、
外部へ伝えるためのものではありません。

では何をしてくれるものなのでしょうか。

HEMSの大きな役割は、家中のエネルギーの司令塔です。

ヘムスは「HEMS」と表記します。
これは、「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメントシステム)」の略で、
つまりエネルギーの司令塔を目指すシステムというわけです。

HEMSは大きく分けると2つのことをやってくれます。
1つは「エネルギーの可視化」、もう1つは「エネルギーの自動制御」です。

●可視化…HEMS専用のカラーディスプレイ、パソコン、スマホなどによって
「年・月・日ごと」「部屋ごと」「機器ごと」など、知りたい情報を任意で表示させることができ、
過去の使用量などから比較することもできるのです。

また、太陽光発電システムや蓄電池システムなどを導入している場合は
発電量や蓄電状況なども可視化できます。

●自動制御…これを実現するには、HEMS対応の家電製品とつなぐ必要などがあります。
これができれば、機器を遠隔で操作することも可能になります。

なお、HEMSはスマートメーターのように無料でつけられるものではありません。


結局スマートメーターとHEMSってどう違うの?

それぞれの大まかな特徴が分かったところで、双方の大きな違いを探ってみましょう。


【機能】
スマートメーター…使用電力を量る
HEMS…使用電力を量る、創ったエネルギー量を量る、接続した機器を制御する


【つないでいる先】
スマートメーター…外部(電力会社)
HEMS…内部(家の中)


【導入する人・所有する人】
スマートメーター…電力会社が設置し、電力会社が所有する(個人の持ち物にはならない)
HEMS…個人で導入を行うための手続きを行い、個人で所有する


このように、お互い消費電力の把握ができるという点では同じではありますが、
その他の部分では大きく役割が異なっていることが分かります。


高い制御性を目指せる【ECHONET Lite】にも注目

お伝えしてきたようにスマートメーターとHEMSはそれぞれ違う役割を担っていますが
現在、この二つはつなげることができるようになっています。
この2つが手を取り合うことで、より強固な機能を備えた電力網が完成します。

更に、ECHONET Liteと呼ばれるシステムとも接続ができるHEMSも登場しました。

ECHONET Liteとは経済産業省によってHEMSの標準プロトコルとして認定されている通信規格です。
ECHONET Liteはホームネットワークの進化系です。
※Wi-FiやBluetoothを想像してもらいと分かりやすいと思います。

HEMSをスマートメーターとECHONET Liteにつなげば、
それぞれの機能を連携させて自動制御や遠隔操作なども可能になります。


エネルギー関連設備を導入する際にはぜひご相談ください

このように、どんどん新しい電力設備が登場しています。
時代はエネルギーの地産地消へと向かっていると実感できますね。

これから新たな機器を導入しようという方だけではなく、
「家を建てよう」という漠然とした思いをお持ちの方にとっても
エネルギー問題は無視できなくなってきているようです。

当協会でもエネルギー関連設備の取扱いができる場合もありますので、
どうぞお気軽にご相談ください。

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