太陽光発電システム設置前に知っておきたい屋根のこと

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太陽光発電システム設置前に知っておきたい屋根のこと

ご自宅の屋根は太陽光発電システムを設置できる状況にありますか?

太陽光発電システムを設置する際に気をつけないといけないことに屋根の現状がどのような状況下をきちんと把握するということがあります。
20年以上使うことができるように設計されており、長期間電気料金を抑えたりエコに貢献したりしてくれます。
しかし、実際に設置を行う屋根が20年持つかといわれると決してそんなことはありません。

販売業者の中には太陽光パネルが屋根を守るので大丈夫ですよ、などといっているところもありますがそのようなことはなく、屋根も劣化を行っていくのです。

実際のトラブルとして工事以外の劣化が原因で雨漏りが起こってしまっている事例が数多く報告されており、設置をご検討している方現状を踏まえたうえで屋根の修繕を行ったほうが良いのかを見極めるようにしましょう。

屋根材の種類と一般的な耐用年数

屋根材には大きく分けて3種類あります

① 瓦屋根

② スレート屋根(コロニアル)

③ 鋼板屋根(ガルバニウム等)

それぞれの特徴と耐用年数は次の通りです。


瓦屋根

瓦屋根は日本古来からある屋根で最近は施工件数が減ってきているものの今も多くの屋根で見ることができます。
耐用年数は非常に長く40年程度もつといわれています。
太陽光発電システムを設置する場合、もっとも多いのが支持瓦といわれる瓦を部分ごとに設置してその上に架台を組む方法です。
※耐用年数は立地条件などによって異なりますのであくまで参考になります。

注意点として
瓦らの耐用年数は非常に長く、瓦自体が劣化してトラブルが起こるということはあまり起こりませんが、瓦の下に引いてある防水シート(ルーフィング)が痛んでいることで雨漏りが起こる可能性があります。
築年数が長い場合はルーフィングの状況を確認するようにしましょう。

スレート屋根

材料費が非常に安く、施工件数が増えている屋根です。
2004年を境にアスベストが含んでいるタイプと含んでいないタイプに分かれます。
※2004年以前のスレート屋根も一部にはアスベストが含まれていません。

アスベストが含まれているタイプの耐用年数は20年前後といわれています。
ノンアスベストタイプの耐用年数は10年前後といわれています。
※耐用年数は立地条件などによって異なりますのであくまで参考になります
※ノンアスベストタイプは伸縮が少なく割れやすいといわれています。

太陽光発電システムを設置する場合、屋根に穴を開けて架台を固定します。
穴を空けた後はコーキングなどの処理が必要になります。

注意点として
築15年近くの何も行っていないのであれば何かしらのメンテナンスを行うほうが良いと思います。
※あくまで現状によって修繕方法は異なります。

鋼板屋根

安くて、軽いということで葺き替え等に良く使われる屋根です。
耐用年数は20年程度といわれています。
太陽光発電システムを設置する場合、穴を開けて固定することが一般的ですが穴を空けずにつかみ金具で固定することもできます。
※つかみ金具はメーカーによって使うことができない場合があるので確認が必要です。

屋根の修繕方法

屋根の修繕方法は屋根材のタイプによります

瓦屋根の場合

葺き替え

瓦をすべて取り除き、状況に応じルーフィングや野路板を取り替えて、新しい瓦を敷設する方法。

葺き直し

瓦をすべて取り除き、状況に応じてルーフィングや野路板を取り替えるところまでは葺き替えと同じですが、新しい瓦を敷設するのではなくおろした瓦を敷設するところに違いがあります。

締め直し

交換が必要と思われる瓦のみ変更する方法です。
割れているところやずれているところだけを直す場合に行います。

スレート屋根・鋼板屋根の場合

塗装

塗料による塗装。
「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」などの塗料が代表的。
それぞれの塗料によって費用や耐用年数が大きく異なる。

根本的な修繕にはならないため屋根の劣化状況によっては行わないほうが良いこともある。

カバー工法

既存の屋根材の上に新しい屋根材を敷設する。
屋根材だけでなく状況に応じてルーフィングや野路板を設置する場合もある。

既存の屋根材の上に新しい屋根材を敷設するため防音・断熱などの効果も見込める。
太陽光発電システムを設置する方で屋根に問題がある方にはもっともお勧めの方法です。

葺き替え

既存の屋根材をはがして、新しい屋根材を敷設する方法。
カバー工法に比べて処分費などの費用が別途かかる。

日本住宅工事管理協会のサポート

太陽光発電システムはこのように屋根と密接に関係しています。
屋根のことを良く知らない業者が太陽光発電システムを設置する場合、屋根のことを軽視して雨漏りなどのトラブルが起こってしまうことが非常に多いです。

日本住宅工事管理協会は第三者の立場で現状の屋根の状況を把握して、皆様のご自宅の屋根にとって一番良い方法をアドバイスさせていただきます。
太陽光発電システム設置前の屋根に関してご不明な点がありましたらどのようなことでもお気軽にご相談ください。



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